このサイズ域では最強か!? Galaxy Feelが良さそう
まず、本機に搭載されているSoCですが、8コアのExynos 7870となっています。このプロセッサはグレードで言うと中位からやや下位といった具合で、特別優れているものではありません。antutuベンチマークスコアで言うと45000ぐらいです。Geekbenchはマルチコアで3000ちょっと…。
ベンチ上のスコアだけ見ていると、他の機種に比べてそんなに良いとこあるかな? と思ってしまいますよね
そこで、次は詳細なスペックを見ていってみたいと思います
OS:Android 7.0
プロセッサ:Exynos 7870 オクタコア1.6GHz
メモリ:3GB
ストレージ:32GB
ディスプレイ:有機EL 4.7型 1280×720
バッテリー容量:3000mAh
サイズ:138×67×8.3 mm
重量:約149g
となっています
特筆すべきは4.7型の有機ELパネルを搭載している点です。そして解像度はHD画質の1280×720ピクセルとなっています。これはおそらく、数年前にいくつか出回った4.7型有機EL搭載スマホのパネルを流用しているのではないかなと思われますが…。これ、悪いこととは言えません
本機はバッテリーがこのサイズとしては破格の3000mAh搭載となっています。それでいて省電力の有機ELパネルを搭載し、しかも解像度は低めとなると、これはもう「バッテリーお化け」マシンになってくれそうです。Appleの電源管理はかなり優秀ですが、このGalaxy Feelだったらそれを超えてきてくれるのではないかと期待できます
もちろん、大型の機種まで目を向ければこのぐらいのスペックの機種はありましたが、4.7インチのAndroidスマホとしては稀有な存在で光っています
メモリはミドル〜ハイエンド機と同じく3GBを搭載。こちらもディスプレイ解像度が低い分、上位機種より余裕が生まれてくるかもしれません。また、その他の機能もなかなか優秀ですよ
ディスプレイは2.5Dガラスで手になじみやすく、Gorilla Glass4を採用して堅牢性も申し分なし
本体はキャップレスの防水・防塵仕様(IPX5/8、IP6X)となっており、あらゆるフィールドで安心して使っていけそうです
カメラはF値1.9のレンズを採用。さらに、Galaxyといえば出っ張ったレンズが玉に瑕でしたが、このGalaxy Feelは出っ張りを無くしたフラット形状が採用されております。画素数は1600万画素
ハイレゾ音源再生、指紋認証機能など流行りの機能も盛り込まれています
一昔前のフラッグシップモデルが4.7インチの手のひらサイズになって登場したような嬉しさを感じます
一方でちょっと残念な点もあります
まず、インターフェースがmicro USB2.0となっています。これを嬉しいと感じる方もいるでしょうが、そろそろUSB Type-Cへ移行していってもいいのではないかと思います
それと通信速度が下り最大で262.5Mbpsとなっており、一応キャリアアグリゲーションには対応しているものの、夏モデルの目玉だった788Mbpsには対応せずでした
と言っても気になる点はこれぐらいのもので、総合的に見ると不満らしい不満はありません
ビジネスで使うとき、パソコンやタブレットを持ち歩いているとスマホは逆に小型のものが欲しくなってきます。しかし、ストレスなく使えて電池は長持ちしないとダメという部分もありますので、この製品ではそういったビジネスニーズに合っているのかなと感じます。あとは荷物を減らしたい女性の方とか
スマホ中心でゲームにソーシャルにと常に使っていたいという方は、フラグシップのGalaxy S8(+)の方をチョイスすると幸せになれるかもしれませんね
- 2017.07.04 Tuesday
- スマホ
- 21:57
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- by 豆ガジェ男